転職活動はお金がかかるもの
転職活動というと、次の仕事を見つける方法や、面接をうまくこなすコツといったノウハウばかりに目がいくものです。
しかし、転職活動を乗り切るためには、活動中にどのくらいのお金がかかるのかということも確認しておく必要があります。
思うように希望する会社に採用されない状態が続いてしまえば、貯金が底を尽きてしまうようなことにもなりかねません。
そのような状態になってしまうと焦りから妥協して転職先を決めてしまうこともあります。
そういったことにならないよう、事前にお金のシミュレーションはしておきましょう。
内定が出るまではどのくらいの時間がかかるの？
内定が出るまで、２ヶ月以上という人たちが63パーセントであり実は意外と長期戦になることがあるのです。
退職をしてから転職活動をする際、雇用保険の受給資格があるかどうかの確認をしましょう。
勤務日数によって違いがありますから、場合によっては退職時期を調整した方が良いというケースもあります。
また、内定がもらえるまでの期間と給与が振り込まれるようになるまでの期間とは違うことも覚えておくべき点です。
内定が決まっても、そこから研修をしたり入社して勤務を始めたりとなると最低でも１ヶ月は給与が振り込まれません。
そこで、転職活動をする際には、半年程度は給与の振込なしでも生活できるだけの余裕を持っておく方が安心できます。
転職活動にかかるお金の内訳
転職活動で最もお金がかかるのが交通費です。
転職先の面接のために会社を来訪するのに、意外と電車移動がかさんで交通費が出費となるのです。
また、会社で働きながら転職活動をしていると時間に余裕がなくタクシー移動をすることもあります。
そのようなことが続いてしまえば仕事を続けながらの転職活動であってもかなりの出費となることがあるのです。
他にも面接より早めについて近くの喫茶店で待機をしたり、打ち合わせで外食をしたりと飲食代に意外とお金を使うケースもあります。
そこで、生活費だけでなく、このような交通費や飲食代についてもきちんと支払う余裕があることを確認しておくこと、日頃の生活では節約を心がけることが重要です。
高く売れそうなブランド品などはブランド買取専門店を利用して引き取ってもらい転職資金にすると良いでしょう。